海外第Ⅲ相臨床試験(PALACE-1/2/3/4試験)
海外第Ⅲ相臨床試験(PALACE-1/2/3/4試験)(海外データ)
PALACE-4試験 有効性
投与16週時のACR20達成率はプラセボ群に比べオテズラ群で高く、疾患活動性が改善しました
投与16週時のACR20/50/70達成率
[ACR20達成率:主要評価項目(検証的な解析結果)、ACR50/70達成率:副次評価項目]
オテズラ30mg 1日2回投与群の投与16週時のACR20、ACR50、ACR70達成率はそれぞれ30.7%、11.4%、4.0%であり、ACR20およびACR50達成率はプラセボ群と比べて統計学的に有意に高い結果でした[p=0.001、p≦0.05(名目上のp値)、χ2検定]。
投与16週時のACRコンポーネントスコアのベースラインからの変化率(副次評価項目)
オテズラ30mg 1日2回投与群では、投与16週時の各ACRコンポーネントスコアの変化率は以下の通りでした。
オテズラ錠の投与により、圧痛関節数及び腫脹関節数のベースラインからの変化率は
-20%より低い値でした
投与16週時、24週時の圧痛関節数のベースラインからの変化率(その他の評価項目)
オテズラ30mg 1日2回投与群の圧痛関節数のベースラインからの変化率(中央値)は、投与16週時で-33.3%、投与24週時で-25.7%でした。
投与16週時、24週時の腫脹関節数のベースラインからの変化率(その他の評価項目)
オテズラ30mg 1日2回投与群の腫脹関節数のベースラインからの変化率(中央値)は、投与16週時で-42.9%、投与24週時で-40.0%でした。
オテズラ錠の投与により、指趾炎重症度スコア及び付着部炎スコアはプラセボ群と比べて低くなりました
投与16週時、24週時のDSSのベースラインからの変化量(副次評価項目)
ベースラインで指趾炎を有していた患者において、オテズラ30mg 1日2回投与群のDSSのベースラインからの変化量(最小二乗平均)は、投与16週時で-1.7と指趾炎の症状が改善し(p<0.05、名目上のp値、ANCOVA)、投与24週でも-1.7でした。
投与16週時、24週時のMASESのベースラインからの変化量(副次評価項目)
ベースラインで付着部炎を有していた患者において、オテズラ30mg 1日2回投与群のMASESのベースラインからの変化量(最小二乗平均)は、投与16週時で-1.5、投与24週時で-1.5と付着部炎の症状が改善しました( p<0.01、p<0.05、名目上のp値、ANCOVA)。
参考情報投与16週時、24週時のHAQ-DIスコアのベースラインからの変化量(副次評価項目)
オテズラ30mg 1日2回投与群のHAQ-DIスコアのベースラインからの変化量(最小二乗平均)は、投与16週時で-0.2、投与24週時で-0.2でした。
4.効能又は効果(一部抜粋)
〇乾癬性関節炎