国内第Ⅲ相臨床試験 (20200195試験)
国内第Ⅲ相臨床試験 (20200195試験)
掌蹠膿疱症によるそう痒、疼痛/不快感
プラセボ対照期【投与16週時まで】
オテズラ投与16週時のVASスコア変化量は、そう痒及び疼痛/不快感ともに、プラセボ群に比べて改善しました
投与16週時のそう痒VASスコアのベースラインからの変化量とその推移 (副次評価項目・探索的評価項目)
投与16週時におけるそう痒VASスコアのベースラインからの変化量(最小二乗平均値)は、オテズラ30mg 1日2回投与群で-17.6であり、プラセボ群の-9.9に比べて統計学的に有意に低くなりました(p=0.0330、反復測定の混合モデル)。

効果不十分又は有害事象による中止、治験実施計画書で禁止されている薬剤の使用による治療失敗例はベースライン値で補完した。
反復測定の混合モデル:投与群、評価時期、投与群と評価時期の交互作用及び層別因子を固定効果とし、ベースライン値を共変量とした。
投与16週時の疼痛/不快感VASスコアのベースラインからの変化量とその推移 (副次評価項目・探索的評価項目)
投与16週時における疼痛/不快感VASスコアのベースラインからの変化量(最小二乗平均値)は、オテズラ30mg 1日2回投与群で-18.3であり、プラセボ群の-7.5に比べて統計学的に有意に低くなりました(p=0.0076、反復測定の混合モデル)。
効果不十分又は有害事象による中止、治験実施計画書で禁止されている薬剤の使用による治療失敗例はベースライン値で補完した。
反復測定の混合モデル:投与群、評価時期、投与群と評価時期の交互作用及び層別因子を固定効果とし、ベースライン値を共変量とした。
VAS (Visual Analogue Scale) :直近1週間の痒み(又は疼痛/不快感)の程度を左端「全く痒み(又は疼痛/不快感)なし」、右端「考えうる最大の痒み(又は疼痛/不快感)あり」とする100mm VAS上に、患者が印を付け、その位置をスコアとする。