オテズラ錠で改善が期待できる症状や状態
オテズラ錠による症状改善のイメージ
1)アムジェン社社内資料(承認時評価資料):オテズラ錠の国内第Ⅲ相試験
オテズラ錠は、飲み始めの頃に下痢や吐き気、頭痛などの副作用がみられることがあります。また、ときに感染症やまれに過敏症がおこることもあり、重度の下痢が現れることもあります。
感染症
ウイルスや細菌などの微生物が体内に侵入することで引きおこされる病気です。風邪は最も身近な感染症の一つです。
過敏症
掌蹠膿疱症の症状とは別に、じんましんやかゆみなどの皮膚の症状や、息切れなどの呼吸器系の症状が急激に現れることがあります。
これらの症状をはじめ、服用中に気になる変化があったら、すみやかに医師・薬剤師にご相談ください。
監修医より
下痢や吐き気などはお薬で症状を抑えることもできます。気になる症状があればすぐに医師に相談してください。
下痢や吐き気などの消化器症状の副作用は、そのほとんどが飲み始めてから2週間以内に現れ、4週間以内におさまりますが、医師に相談をしたうえで、一時的にお薬の服用を中断することもあります。副作用を抑えるため、最初は少量からお薬を飲み始めます。
オテズラ錠による消化器症状発現のイメージ
アムジェン社社内資料(承認時評価資料):オテズラ錠の国内第Ⅲ相試験の結果を基に作成
監修:東京医科大学病院 皮膚科 特任教授 大久保 ゆかり 先生