関節症性乾癬 海外第Ⅲ相臨床試験 PALACE-1 有効性関節症性乾癬 試験概要

PALACE-1試験概要(関節症性乾癬)

的】
オテズラの2用量(20又は30mg)を1日2回経口投与したときの活動性関節症性乾癬(PsA)の徴候並びに症状に対する有効性及び安全性を、プラセボを対照として評価する。
象】
PsAの確定診断から6ヵ月以上経過し、低分子又は生物学的疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)による治療にもかかわらず活動性PsA(圧痛関節数3以上及び腫脹関節数3以上)を有する18歳以上の患者504例
法】
第Ⅲ相多施設共同、並行群間試験
  • ・プラセボ対照期:オテズラ20mg 1日2回投与群、オテズラ30mg 1日2回投与群又はプラセボ群のいずれかに1:1:1でランダムに割付け、24週間投与
  • ・実薬投与期/長期安全性評価期:24週時にプラセボ群をオテズラ20mg又は30mgの1日2回投与のいずれかに盲検下で1:1で再割付けし、オテズラ群は同用量を盲検下で投与継続
PALACE-1試験概要(関節症性乾癬)
  • ※1 オテズラの投与開始時又はプラセボからオテズラへの投与切り替え時は、最初の6日間にオテズラを1日あたり10mgずつ漸増投与。
  • ※2 16週時に圧痛関節数又は腫脹関節数が20%以上改善しなかった場合は早期離脱とし、盲検下で実薬を投与。プラセボ群の早期離脱例は、オテズラ20mg 1日2回投与又は30mg 1日2回投与のいずれかに1:1で再割付け(盲検下)。オテズラ20mg 1日2回投与群及び30mg 1日2回投与群の早期離脱例は、同用量のオテズラ投与を盲検下で継続。DMARDsなどの前治療薬は、試験開始前と同用量での継続投与を可とした(ただし生物学的製剤は禁止)。
主要評価項目】
投与16週のACR20達成率
副次評価項目】
投与16週及び 24週の有効性(HAQ-DIスコアのベースラインからの変化量)、投与52週の有効性(ACR20達成率)など
解析計画】
目標症例数は主要評価項目(投与16週のACR20達成率)においてプラセボ群に対する差を検出できるよう設計した。主要評価項目並びに投与16週及び24週の副次評価項目は、オテズラの各用量とプラセボとの間で比較検定を実施した。有意水準0.05に制御するため、最初に主要評価項目について統計学的検定を実施し、その後、投与16週及び24週の副次評価項目を階層的に解析した。
安全性】
プラセボ対照期(0~24週)の副作用の発現率はプラセボ群19. 0%(32/168例)、オテズラ20mg 1日2回投与群32.1%(54/168例)、30mg 1日2回投与群41.7%(70/168例)で(以下同順)、主な事象は下痢、悪心及び頭痛であった。重篤な有害事象の発現率はそれぞれ4.2%、4.8%、5.4%であった。試験薬の投与中止に至った有害事象は薬剤投与との関連性及び用量反応性がみられ、それぞれ4.8%、6.0%、7.1%であった。オテズラ20mg 1日2回投与群の1例が死亡し、死因は合併していたビタミンB12欠乏性貧血に伴う多臓器不全で、本剤との関連性はないと判断された。
  • 注)本項では52週でカットオフしたデータに基づく治験総括報告書の成績を紹介する(承認時)。また、オテズラ20mg 1日2回投与は本邦未承認用法・用量のため、有効性についてはオテズラ30mg 1日2回投与時の結果のみ記載。
1)社内資料(承認時評価資料):オテズラ錠の海外第Ⅲ相臨床試験(PSA-002試験)
2)Kavanaugh A et al.:Ann Rheum Dis. 73:1020-1026, 2014
利益相反:
PALACE-1試験はCelgene社の資金提供によりオテズラ錠の開発治験として実施され、この結果を報告した論文2)[Kavanaugh A et al.:Ann Rheum Dis. 73:1020-1026, 2014]の著者らには、Celgene社の社員や指導料などの謝金を受領した者を含みます。

承認された用法・用量
通常、成人にはアプレミラストとして以下のとおり経口投与し、6日目以降はアプレミラストとして1回30mgを1日2回、朝夕に経口投与する。

1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目以降
10mg 10mg 10mg 10mg 20mg 20mg 20mg 20mg 30mg 30mg 30mg
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