国際共同第Ⅲ相臨床試験(BCT-002試験:RELIEF試験)

国際共同第Ⅲ相臨床試験(BCT-002試験:RELIEF試験)
安全性

プラセボ対照期(全体集団)

プラセボ対照期(全体集団)

  • 重篤な有害事象
    • プラセボ群:感染性下痢、性器感染、真菌性性器感染、口腔内潰瘍形成、急性熱性好中球性皮膚症、多形紅斑、皮膚病変各1例(1.0%)
    • オテズラ30mg 1日2回投与群:片頭痛、ベーチェット症候群、軟部組織損傷各1例(1.0%)
  • 投与中止に至った有害事象
    • プラセボ群:頭痛、嗜眠、咳嗽、下痢、口腔内潰瘍形成、急性熱性好中球性皮膚症、天疱瘡、皮膚病変、筋骨格系胸痛各1例(1.0%)
    • オテズラ30mg 1日2回投与群:頭痛、ベーチェット症候群、上腹部痛、悪心、嘔吐各1例(1.0%)

プラセボ対照期(日本人集団)

プラセボ対照期(日本人集団)

  • 重篤な有害事象
    • オテズラ30mg 1日2回投与群:片頭痛1例(5.3%)

実薬投与期(全体集団)

実薬投与期(全体集団)

  • 重篤な有害事象
    • プラセボ→オテズラ30mg 1日2回投与群:虫垂炎、帯状疱疹、感染性大腸炎、前庭神経炎、子宮内膜癌、ベーチェット症候群、腟狭窄各1例(1.2%)
    • オテズラ30mg 1日2回投与群:虫垂炎、気管支炎、リンパ節結核、乳癌、片頭痛、ベーチェット症候群、動脈血栓症、急性膵炎、筋炎、関節脱臼、交通事故、軟部組織損傷、脛骨骨折各1例(1.0%)
  • 投与中止に至った有害事象
    • プラセボ→オテズラ30mg 1日2回投与群:前庭神経炎、ベーチェット症候群、腹痛各1例(1.2%)
    • オテズラ30mg 1日2回投与群:悪心2例(1.9%)、非定型マイコバクテリア感染、帯状疱疹、リンパ節結核、乳癌、頭痛、強膜炎、ベーチェット症候群、動脈血栓症、上腹部痛、急性膵炎、嘔吐、筋炎、非心臓性胸痛、緊張性頭痛各1例(1.0%)

下痢及び悪心の発現時期別の分布割合(有害事象)1-3)

下痢、悪心、嘔吐、腹痛等の消化管障害は、PDE4阻害剤使用時にみられる事象であり、本剤の投与中にも発現することが報告されています。
また、市販後に重度の下痢の副作用が報告されています。
オテズラ錠の臨床試験で報告されたほとんどの下痢及び悪心の有害事象は投与開始後2週間以内に発現し、4週間以内に消失しました。

下痢

悪心

  • 対処方法
  • 本剤の投与開始時は「用法及び用量」を遵守し、漸増投与を行うように指導してください。
  • 消化管障害が軽微な場合には、経過観察してください。臨床試験で認められた消化管障害の多くは経過観察のみで症状が軽減し、継続投与が可能でした。
  • 症状が重篤な場合や症状の改善が認められない場合には、適宜対症療法を実施するとともに、本剤を中止する等の適切な処置を行ってください。
  • いずれもプラセボ対照期間(PSOR-008/009試験及びPSA-002/003/004/005試験は0週から16週、BCT-002試験は0週から12週)における本剤30mg 1日2回投与での分布割合を示す。
  • 尋常性乾癬#1患者を対象とした海外第Ⅲ相臨床試験。
    (#1 承認された効能又は効果(一部抜粋)は「局所療法で効果不十分な尋常性乾癬」である。)
  • 乾癬性関節炎#2患者を対象とした海外第Ⅲ相臨床試験。
    (#2 承認された効能又は効果(一部抜粋)は「関節症性乾癬」である。)

1) 社内資料(承認時評価資料):アプレミラストの海外第Ⅲ相臨床試験2試験の併合解析
2) 社内資料(承認時評価資料):アプレミラストの海外第Ⅲ相臨床試験4試験の安全性併合解析
3) CC-10004-BCT-002試験(承認年月:2019年9月、CTD2.7.6.1)

4. 効能又は効果
〇局所療法で効果不十分な尋常性乾癬 〇関節症性乾癬 〇局所療法で効果不十分なベーチェット病による口腔潰瘍