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乾癬治療と治療の目標

監修 東京逓信病院 副院長兼皮膚科部長 江藤 隆史 先生

症状やライフスタイルに合った治療でQOL向上を目指します

乾癬の治療について

乾癬は慢性的に軽快と悪化をくり返す病気です。乾癬になりやすい遺伝的な体質があり、これに不規則な生活や食事、ストレス、肥満、感染症、特殊な薬剤の使用など、さまざまな環境要因が加わると発症すると考えられています。現時点では、はっきりとした原因が特定されておらず、完全な治癒は難しいとされ、治療は主に症状を和らげる対症療法が行われます。このため、一律な治療方針はなく、患者さんの病気の程度やおかれた状況に応じた治療法を選択することになります。

治療の目標

乾癬は皮膚の症状が人目にさらされる場所に存在するために、発症すると日々周囲からの視線を意識せざるをえない生活を余儀なくされてしまうこともあります。さらに、かゆみや痛みなどの付随する症状や、日々の精神的・身体的なストレスが加わることで、社会生活や心理面で大きな支障をきたし、生活の質(quality of life:QOL)が低下していくことも。
しかし、乾癬は完全な治癒は難しくはあるものの、根気よく治療を続け、悪化の原因とされる生活習慣を改善することで、日常生活にほとんど影響のない状態を長期間保つことが可能です。
ですから、乾癬の治療では、長期間にわたって慢性の症状をコントロールし、QOLを向上させることが治療の目標とされます。

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